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すべりこみで、Fブロック

覆面作家企画7、Fブロックの感想まとめ。前記事にも書いたのですが、私が現状スマホしか使用できず、参加者様サイトが文字化けで読めないところが多いため、推理は諦めましたm(_ _)m

F01 空蝉ばかりが残された
双舞剣術 の同門の5人「五彩」の一人と呼ばれた瑠璃は、年月を経て師範となっていた……。仲間たちに取り残された心寂しさを丁寧に描写した作品

F02 名前のない色
スカートで高校を闊歩するアキナ。自分の美貌への、傲慢なまでの自信は、ある出来事であっけなく崩れてしまう。……ただでさえ不安定な思春期という時期に、とりわけ、心の奥に火薬を溜めている。そんな感じの主人公が、なかなか魅力的。

F03 鐘山に迷う
太宰・芥川といった文豪短編集に載っていそうな一篇。結果論としては、荊国公の志が国も人も救っていないあたり、そして荊国公が(神々しいところのない)ただの人間であると知って、主人公の改革への志が折れてしまうあたりの虚無感が刺さります (中国古典の素養がないので、「原作」に当たるものや史実が有るのかないのかは、調べきれてないです)。

F04 子連れ天使
当初保身しかかんがえていなかった男が、しだいに自分が残酷になりきれないことに気づいていく。人にとっての転機……。結局、悪人ではなさそうな男が、どうしてここまで裏街道に踏み込んだのかなあ?なんて疑問符が頭に浮かびます。

F05 異説クリュタイムネーストラー
カストールとポリュデウケース・ヘレネー・アガメムノーン・エレクトラまでは知っていたんですが、クリュタイムネーストラーだけ知らず。へえ、エレクトラの母が、ヘレネの姉だったのか、……という感覚で拝読。

F06 イ●カに●った●年
明るく楽しい、南洋の小島の冒険談(?)。脳内で、ちょっと懐かしい雰囲気の、コメディ映画が動くような作品。タイトルの強引さも笑いました。

F07 光の真実
老魔法使いと、きまじめな弟子。魔法において、光とは何か、という議論話かと思いきや。弟子にちょっと同情^^。

F08 ねがはくは花のもとにて...
冒頭、タイトルからの連想と全く違う作品世界に「ヤラレタ」感が有りました。自分の思い入れが、他人から見ればバカらしいことをきちんと自覚した上で、それでも諦めない主人公の理性と感情のバランスが好きです。

F09 虹色クジャクと北の森
人外好きで、ことに異形頭に思い入れがある私には、クジャク人はこれだけでもう素敵な一語です。これだけでなく美しい色とファンタジー性で満ちた作品。拝読の間中、目の奥で再生されていた深くて艶やかな色をなんとかお伝えしたくて、探したのだけどピッタリのものはなかなかなく、以前から好きなこの絵がかなり近いです。(モノの形ではなくて色合い)
イラスト:六七質氏

F10 聖泉鏡
現代ファンタジー、弓を学ぶ主人公と友人、人外少女、そしてクラスメートの「暗い」女の子。この枚数のなかでキャラを立て、FT設定を確立し、人外少女の正体やゆくすまで興味を持たせるパワフルな作品。

F11 空の歌を捧げる歌姫の最後
空の歌で光を呼ぶ歌姫。ラスト、疑問符から解明への、主人公の心情のめまぐるしい転換を、きっちり描きあげる描写、ステキです。主人公リディアと少年テオにとって、英雄とはつまりそういうことなんだな、と思いました。ファンタジーですが、スチームパンクも脳内受信^^

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推理無理でした、Eブロック

 自宅引越しで、PCのない生活に。スマホだって小説は読める!と思っていました、実際、企画サイトは読めるのですが。……参加者の皆様のサイトを見にいくと文字化け・また文字化け……、ここがスマホの限界か。。。。orz。このブロックから推理はまったく断念、一言感想のみとなっております。
E01 会長の戸隠~高原学園生徒会記録~
日本神話をモチーフにした、明るい学園もの。服を脱ぎださないか、心配しました^^
E02 ヒロイック・ガーリッシュ
冒頭の描写や美月のキャラから、バッドエンドか、と身構えて読み進みましたが。美月の最後の台詞の、あゆりへの「刺さり」は、こういう面もあったか、という説得力がありました
E03 明日の行方
気弱な青年がバスを間違え、歩くはめに……。腕時計の扱いが効いていると思いました。
E04 殺人調書記録、あるいは初恋の甘い輝き
殺された銀行員。作品のほとんどは犯人の妄言。不快な物語を書きたいという意図で書かれたもの思うし、それは成功している。
E05 身代わり
牢に落とされた男と玻璃からの声。国巫(クンム)の得た預言に、意味があったのか、なかったのか。
E06 娑婆電光クロスロード
人と「きゃつ」。ある意味で、お互いに、怖いのだね、そのことをいかにもなにかありげな語り口で語る。おちもある意味壮大(ですよね?)で、いい感じ。
E07 暗夜航路 Eclipse route
タイトルとはうって変わった冒険活劇SF。ルルールもチビも可愛い。状況を救ってるのはこの「二人」ですよね。
E08 電子レンジ、ひかる!
神童甥+おばかな叔父が電子レンジを語る物語、楽しい。たぶん私も小3に近い。
E09 光の先へ
魔物、光のカーテン、石化。会話→否定の流れが面白い。ラストはいくぶん曖昧だが。私はメイファはとても強い人間に思えたので……。
E10 彼は暗い夜雨の中に差し込んだ、一条の月の光のようだった
子供の体を作り替えることによって、町を救おうとした男の、養女と実子、カティアとカティス。背に背を預けて戦う義兄妹の道は、父の変容により分かれていく。ラスト、主人公の判断が、単なる思い込みなのか、推測どおりなのか。たぶん正しいんだろうなぁ。森まで義妹を探しにくるような少年だったのだものなあ。

推理あきらめてきたBブロック

覆面作家企画7、もう推理をおっぽりだしてる感のBブロックです。
B01 君は光
図書館に通う少年と、朗読してくれる女性。彼女の選択には釈然としないんだけど、そここそが作者が描きたかったもの……という気もするし……。
B02 百八代魔王と勇者の関係性
魔王と勇者の戦争で土地の使用権が決まる世界。何かズレている感じの語り口が楽しい。
B03 あたしは太陽
幼なじみから離れたい主人公。二人の1シーンを切り取った感じ。主人公の気持ちはたぶん変わっていない。
B04 ダンジョンマスター
「魔王と勇者」ものはいろいろあれど、これはかなりアレンジ度が高いのでは。ラストのブラックなオチも好みでした 。
B05 聖女とロザリオ
滅亡に瀕した海、生け贄の少女。私は根がSF者なのでこういう話を読むと、描かれなかった設定がどうなっているのか、つい想像してしまう。たとえば「 海の聖母」への信仰はどうやって始まったのだろうとか。
B06 クビをキレ
魔法も電話もある世界。ラストの魔法でも呪術でもないシーン妙に怖い。
B07 Luz del amor
だらしない主人公とテキパキメイドさんの話、と思いきや。1行ごとにグラデーションのように、もの語りの色合いがかわっていく感覚。ただ最後の主人公の決意を、彼女は喜ぶのかな?と思いました。
B08 メガネ男子と虹の空
虹を見る大人二人。美男美女なんだけど、二人とも微妙に弁がたち、微妙に不器用。
B09 秋風渡り、金木犀を濡らす(※注)
B09天界、美しい舞姫と英雄。妖魔との戦闘シーン、動きが出てるのが、書き手として、うらやましい。
B10 龍呼舞
町の広場で踊る踊り子に声をかける。神殿で舞ってはいただけないでしょうか。……終盤の高揚感が魅力的。
B11 祈跡満つ
故郷に戻った旅人の目の前にひろがるのは砂漠。そこで布売りの娘に出会う。「雪」の描写が美しい。

 Bブロックで以前から拝読してるのは藍間真珠さんと並木空さん。なんですが、並木さんサイトにもぐっても全くノーアイデアでした、ごめんなさい。藍間さんは、B01で「ボクの赤い手」を連想したので、仮置き。でも、藍間さんは、ファンタジーも多いし、このブロック、ファンタジー多いし……←自信がない。

続いて、Cブロック

覆面作家企画7、Cブロックの感想まとめ。
C01 歌うたいの賛歌
異界に転生した歌い手、ファンタジー。この枚数で、二人にきっちり感情移入できました。冒頭のラブラブシーンの効力なんだと思います
C02 真夜中の乙女はラプラスの夢を見るか
SFらしいSF,舞台は宇宙、声は声を見つける。少女の正体は?という話。ラプラスってなんだっけ、とwikipediaでラプラス変換の項を読んでみたけど、わからなかったです、すみません^^;
C03 きらきら星をさがして
目を離したすきにいなくなった幼い息子。苛立ちから事故や事件を恐れる恐怖を経て、やわらかなラストへ。主人公の感情の変化をきちんと描く短編。店員さんが、いい^^
C04 ブルームーン
ブルームーンの光で天使は人間になる。ラスト、もう一ひねりホラーになるんじゃないかと身構えて読んでいたのですが。このラストが、案外、後が一番ツライかもしれないです。
C05 狼たちの夜
香港マフィア紛争話。ラスト、「思惑」の中身を全部書かないのが、余韻となって格好いい。(たぶん推測できてるけど、それここに書いたらネタバレだし…) 作者はBLがOKな方かと。
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C06 甘やかな墓標
主人が死んだばかりの陰鬱な屋敷。主人公は、見習いの料理女。美しい未亡人、屋敷を巡る暗い噂。 暗さの底から浮かぶ、耽美な甘さ。作者が望んだ雰囲気が、存分に満ちている感じがする。
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C07 世の光
一見、話はあっちこっち行くようで。最後にストンと、まとまる印象。大家のみぃさんも。主人公の作品も。きらきらは、ゴースト(幽霊)なんかじゃないと思いました。
C08 私のヒカリ
見とれてしまうほどに美しいアンドロイド、ヒカリ。出会ったときは、いかにも人工的な話し方だったヒカリが、ある日、人間そっくりに生き生きとした話し方を。……という話だと、途中を読んでいる間は思っていました。←誤読。
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C09 光牙と土竜
僧衣の男が結界に入る。彼の数珠が光ると応えるごとく地の内から現れた者たち。男は彼らを土竜と呼ぶ。 スタイリッシュなゾンビもの。切れ味のよいアクションシーン。
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C10 ネズミと王女
ネズミと呼ばれる者(たぶん少年)が逃れた先は、王女の部屋だった。ネズミにとって、光が美しい憧れの対象だけでなく、目を害するものとしても作用しているのが印象的。
 今回の覆面は、以前から交流ある方優先で。このブロックは、推理は真冬さまだけで失礼します。文体の柔らかさ、作者が現在子育て中というリアリティ、などで、推理作はC03。

とりあえずDブロックまとめ

覆面作家企画7、とりあえずDブロックの感想まとめ。
D01 セイシした闇の中で
停電エレベーター、きっちり落ちてるの見事。途中の計算がラストに結びつく。これ以上、感想書こうとすると、ネタばれになる。
D02 ずっと一緒でいてね(※注)
双子の片方の、一人称小説。一人称なので「主人公はこういう人」というのを、「言葉」でなき文体で表している。ラスト 、計画は実行に移されたのだろうか。あえて「実際には、踏み切れない」と解釈すると「ばれないか」という用心をほとんどしてないのが説明つく感。
D03 ね、あなたの笑顔も食べたいな
タイトルでどんなオソロシイ話になるかと身構えれば……。魔法認可性の不思議世界で、ことばで描かれる絵の美しさ。スチームパンクを連想させる、カイロなど小道具も世界にマッチして魅力的。
D04 人間スープはキスの味がした
水底の病院。清潔な純水ではなく、生命に溢れた海でもなく、死の匂いも混じる澱んだ水。魅力的な幻想劇の雰囲気。
D05 嘘つきな唇(※注)
路地裏の女、漏れ聞こえる美しい音楽。姉と弟。
文体って、あるとこからうえは良し悪しより相性だと思っているけど、これはとにかく相性が良くて、読みながら、寒さも痛みも音楽も、脳内劇場に再現されてくる感じだった。
D06 佳人薄明
中国?日本?東洋系ファンタジー。儀礼式典の光をつくる血筋、武・光・舞の三門の一。本家の継嗣であった姉、20年努力を重ねて姉のあとを追う傍系の妹。
重厚な単語を重ねた、設定の奥行き。文体に漲る緊迫感。ラスト、饕餮の微笑が目に浮かぶ。美しい作品。#
D07 Over the Rainbow:いつか輝ける虹の下で
英語の書簡。翻訳ソフトかまして、一応読んだ。たぶん忍者のコスプレする子の話。あちこち解ってない自覚。ユージーンの性別がどちらか(主人公は名前で判明)、「愛をこめて」が恋愛感情なのか違うのか。感想書けるレベルじゃないw、申し訳ない。
D08 R18-G
小さな美しい遺産と相続者の物語。私もBJD持ちなので、美しい人形が髪の長さひとつで令嬢にも王子にも見えることや、見る者に魔力を連想させるのは、すごく良く解る。この話、男一人の死因が呪いでも偶然でも成立するんですよね。
D09 夏の虫
商家の長男、深夜話かけてきた男は、「とうがねぶんぶん」だと言う。男の湿度のある口調が最後に繋がっていく感じ。
初読で出来事の前後関係が読み取れず、そのことをメモってあったのだが、再読したら、……いったいどこが解らなかったんだ?←ひどい
D10 ひかりのかみ
「人ならぬ者」からの召喚。村から森・谷、教会へ、主人公のたどる道筋の光景を丁寧に描写した作品。ただ、このラストだと、キャラが和名のほうがしっくりきたかもしれないとは思う.
D11 多眼の種
寿命を縮めるが多くの事を見通す超常の力を得る、多眼の少女と、薬師。上質の幻想を描くファンタジーにも見え、QOLをめぐる寓話のようでもある。
D12 ゲーム世界に転生して神になったと思ったが、どうやら勘違いだったようです。
ゲームのなかで覚醒した主人公、傍らには「2匹の蛇」の紋章。……最後の(慣用句みたいによく見かけるはずの)一行が、妙にぐっと来ました。

アンケをみて「そうか知り合いだけという手がある」と思ったのですが、その後あれこれをみてお二人チャレンジ追加しようと。

琴子さま:たぶんサイトは初訪問
「凱旋の火矢は墜されたし」1950年ごろ想定の架空史話。主人公に託された子は何者か。
「つがい」古代日本的。男は剣、女は祭、双子として育った主人公と陸弥
「墨と恋う」恋を患う師の背を見つめ続ける。 3作とも文体の緊張度と独特のリズム感。
「D08 R18-G」かしらん?
土岐さま
「欠けた剣-欠けた月」勇者と乙女、井戸と花。勇者の前に、闇。
「シュシャンの竜騙り」子守唄のような昔話。
腰のあるというか、歯ごたえのある文章。陳腐さや安易さのないFT。
覆面「空」の「毒」、大好きな作品で。「ああっ、この方か!」と思いながら、今回、再読しました。
「D11 多眼の種」
何度かサイトを拝見している方.
彪峰イツカ さま
「D04 人間スープはキスの味がした」
「戦場に咲く花は何を見たか」をちょっと思い出しました。ただ、彪峰さんは作品色のパレットが非常に多い方という印象なので、過去作連想という推理方法では、当たらない気がしつつ^^
盲管さま
「D06 佳人薄明」
「磐縒姫」の雰囲気と合い通じるものを感じたので)

……なお、わたくしめは、覆面は毎回、順調にハズす人です^^;

ひさしぶりに更新。

 あちこちにブログを持ち、ひさしぶりにこっちを使うかと開いてみれば。なんとハーボット(2008年終了)のタグが貼りっ放しだったという放置ぶり。
 『異血の子ら』を書きます書きますと言って仕上がらず、それで気が重くなって、ウェブ小説界隈から消え失せていたのが一つ。もう一つは歳くって若い頃ほど読めない書けないのも否定できないww。
 とりあえず、広告消しに「ご挨拶」を書いて、次記事は、別所にぽちぽち書き溜めた、「覆面」の感想+推理ちょっぴりを。

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麻生新奈

Author:麻生新奈

P.Nは麻生新奈、根っからのSF者ゆえ、取り上げる作品は、SF/FTメインになると思われます。
麻生に著しい誤読があった際には、加筆などに応じます。また、作者が感想の削除をご希望の際も、ご本人と解る形でご連絡いただいた場合には、応じる所存です。メールフォームからご連絡ください。

メインサイト:As Asas de Asou




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