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御桜真氏『沈む日』(SF、8枚)

大きな隕石が落ちて、シェルターに避難して……。生き残った少年の視点で描く短編SF。
■御桜真氏サイト『桜月亭』→小説→オリジナル→沈む日

以下、ネタバレ感想。
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 NNRバナーで出会って、感想を書きたいと思いながら、積み残しになっていた作品の一つ。

 隕石に対抗するシェルターを、最初から用意していたとは思いにくいので、おそらく核戦争を想定して準備したシェルターを転用したんだろうなぁ、とか。主人公の少年がそこまで考える余裕がないから、書いてはいないけれど、作者は考えていらっしゃるのだろうな、とか。そんなことに想像をめぐらせると、この短い作品にそれなりの世界観が積み込まれている気がする。

 冒頭の出がらしのティーバック、これはお題バトルからの引きなのだとは思うが、暴動等はないものの物質的には貧しく明日も知れないという主人公の状況を、よく伺わせる。

 あまりに多くの人が死んで、主人公の父もそこに含まれる。心が麻痺してしまったような、奇妙な静けさと諦念。けれど、その底にわずかに残る希望を感じさせる短編。

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- オンライン小説に愛を/小説・文学

  1. 2006/08/13(日)
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