アラクネの書棚

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ぷよ夫氏『星の海から』(ハードSF,長編連載中)

物語は、ガス状惑星に降下する二人の「漢」の描写からスタートし、異星生物の培養、宇宙への旅立ち、「宇宙魚」との遭遇、と、広がっていきます。
Jun'sBookshelf→SF Shot Bar→星の海から

以下感想、ネタバレあり。
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冒頭、なにか懐かしい感じが漂います。

官僚的に管理された宇宙飛行士ではなく、宇宙に乗り出した冒険野郎、といった雰囲気の二人。

どっしりした耐圧スーツ、のしかかるG、異星生物のサンプリング。

SFファンにはお馴染みのガジェットが、手ぬきなく描写されて。

故郷ホンザイルへ帰ると、話は少しだけ、コメディの色を帯びます。

培養される異星のキノコ。空を飛ぶキノコと、キノコを部品に使った人力飛行機。陰謀や危機もあるのですが、それは、物語のテイストを壊すには至りません。

心根の優しいキャラたちと、どこか懐かしい物語。ハードSFでありながら、スタジオ・ジブリの上質の作品でも見ているようで。

つい、彼らホンザイル人を「人間」として、気持ちのなかで受け入れてしまい。途中で、「冬眠薬」という小道具が出てきて、
「いかん、いかん、まだ「彼ら」は正体不明だった」
と思いなおすわけですが。それもいつの間にか、頭の中で棚上げになってしまいます。

そんなときに、がつん、と
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「彼ら」は、初めて、異星の知的生命体と遭遇!
青葉号? 川村? (アオバ号でも、カワムラでもなく、漢字表記) 急に挿入される、日本人名前。……これは、「彼ら」と「地球人」のファーストコンタクトの話だったんですね!

そして、「地球人」と一緒に驚いたのは、私だけではないはず。「彼ら」が武器を持っていない、ということに。

──そういえば、ここまで冒険譚を読んできて。一度も武器の描写がなかった……。気づかなかった……。

ヤラレタ感満載で、連載完了分は、読了。

続きを楽しみにしております>ぷよ夫様

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  1. 2005/10/11(火)
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