アラクネの書棚

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とりあえずDブロックまとめ

覆面作家企画7、とりあえずDブロックの感想まとめ。
D01 セイシした闇の中で
停電エレベーター、きっちり落ちてるの見事。途中の計算がラストに結びつく。これ以上、感想書こうとすると、ネタばれになる。
D02 ずっと一緒でいてね(※注)
双子の片方の、一人称小説。一人称なので「主人公はこういう人」というのを、「言葉」でなき文体で表している。ラスト 、計画は実行に移されたのだろうか。あえて「実際には、踏み切れない」と解釈すると「ばれないか」という用心をほとんどしてないのが説明つく感。
D03 ね、あなたの笑顔も食べたいな
タイトルでどんなオソロシイ話になるかと身構えれば……。魔法認可性の不思議世界で、ことばで描かれる絵の美しさ。スチームパンクを連想させる、カイロなど小道具も世界にマッチして魅力的。
D04 人間スープはキスの味がした
水底の病院。清潔な純水ではなく、生命に溢れた海でもなく、死の匂いも混じる澱んだ水。魅力的な幻想劇の雰囲気。
D05 嘘つきな唇(※注)
路地裏の女、漏れ聞こえる美しい音楽。姉と弟。
文体って、あるとこからうえは良し悪しより相性だと思っているけど、これはとにかく相性が良くて、読みながら、寒さも痛みも音楽も、脳内劇場に再現されてくる感じだった。
D06 佳人薄明
中国?日本?東洋系ファンタジー。儀礼式典の光をつくる血筋、武・光・舞の三門の一。本家の継嗣であった姉、20年努力を重ねて姉のあとを追う傍系の妹。
重厚な単語を重ねた、設定の奥行き。文体に漲る緊迫感。ラスト、饕餮の微笑が目に浮かぶ。美しい作品。#
D07 Over the Rainbow:いつか輝ける虹の下で
英語の書簡。翻訳ソフトかまして、一応読んだ。たぶん忍者のコスプレする子の話。あちこち解ってない自覚。ユージーンの性別がどちらか(主人公は名前で判明)、「愛をこめて」が恋愛感情なのか違うのか。感想書けるレベルじゃないw、申し訳ない。
D08 R18-G
小さな美しい遺産と相続者の物語。私もBJD持ちなので、美しい人形が髪の長さひとつで令嬢にも王子にも見えることや、見る者に魔力を連想させるのは、すごく良く解る。この話、男一人の死因が呪いでも偶然でも成立するんですよね。
D09 夏の虫
商家の長男、深夜話かけてきた男は、「とうがねぶんぶん」だと言う。男の湿度のある口調が最後に繋がっていく感じ。
初読で出来事の前後関係が読み取れず、そのことをメモってあったのだが、再読したら、……いったいどこが解らなかったんだ?←ひどい
D10 ひかりのかみ
「人ならぬ者」からの召喚。村から森・谷、教会へ、主人公のたどる道筋の光景を丁寧に描写した作品。ただ、このラストだと、キャラが和名のほうがしっくりきたかもしれないとは思う.
D11 多眼の種
寿命を縮めるが多くの事を見通す超常の力を得る、多眼の少女と、薬師。上質の幻想を描くファンタジーにも見え、QOLをめぐる寓話のようでもある。
D12 ゲーム世界に転生して神になったと思ったが、どうやら勘違いだったようです。
ゲームのなかで覚醒した主人公、傍らには「2匹の蛇」の紋章。……最後の(慣用句みたいによく見かけるはずの)一行が、妙にぐっと来ました。

アンケをみて「そうか知り合いだけという手がある」と思ったのですが、その後あれこれをみてお二人チャレンジ追加しようと。

琴子さま:たぶんサイトは初訪問
「凱旋の火矢は墜されたし」1950年ごろ想定の架空史話。主人公に託された子は何者か。
「つがい」古代日本的。男は剣、女は祭、双子として育った主人公と陸弥
「墨と恋う」恋を患う師の背を見つめ続ける。 3作とも文体の緊張度と独特のリズム感。
「D08 R18-G」かしらん?
土岐さま
「欠けた剣-欠けた月」勇者と乙女、井戸と花。勇者の前に、闇。
「シュシャンの竜騙り」子守唄のような昔話。
腰のあるというか、歯ごたえのある文章。陳腐さや安易さのないFT。
覆面「空」の「毒」、大好きな作品で。「ああっ、この方か!」と思いながら、今回、再読しました。
「D11 多眼の種」
何度かサイトを拝見している方.
彪峰イツカ さま
「D04 人間スープはキスの味がした」
「戦場に咲く花は何を見たか」をちょっと思い出しました。ただ、彪峰さんは作品色のパレットが非常に多い方という印象なので、過去作連想という推理方法では、当たらない気がしつつ^^
盲管さま
「D06 佳人薄明」
「磐縒姫」の雰囲気と合い通じるものを感じたので)

……なお、わたくしめは、覆面は毎回、順調にハズす人です^^;

  1. 2016/02/14(日)
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